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歯科衛生士の将来性!健康な笑顔を支えるやりがいある職業の展望

2023年12月16日

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

近年では、予防歯科や審美歯科など、歯科医院における治療の幅と需要は拡大しています。歯科医院においては、歯科医師だけではなく歯科衛生士の存在が非常に重要です。

歯科衛生士になるには資格の取得が必要になるため、資格を取得するだけの将来性がある職業なのかどうかが気になる方は多いでしょう。

今回は、歯科衛生士の概要や現状をご紹介し、将来性があるのかどうか解説します。歯科衛生士の魅力もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

歯科衛生士とは?

歯科衛生士の仕事

歯科衛生士は、歯科医療の現場で歯科医師の補助をする仕事です。国が指定する養成機関を卒業し、国家試験に合格しなければ歯科衛生士になることはできません。そのため、誰もができる仕事ではないといえるでしょう。

歯科衛生士が行う主な仕事内容は、以下のとおりです。

歯科予防処置

歯科予防処置とは、虫歯や歯周病にならないように行う処置です。歯や歯茎に蓄積された歯垢や歯石を除去するクリーニングや、フッ化物の塗布などを行います。

診療の補助

歯科衛生士は、歯科医師が治療をスムーズに行えるように診療の補助をしなければなりません。器具の受け渡しや治療器具の消毒、歯の型を採取するための材料や薬剤の準備など、補助業務は多岐に渡ります。

患者様とコミュニケーションを取って信頼関係を築くことも、歯科衛生士の重要な業務です。

歯科保健指導

歯科保健指導は、健康な歯を維持するための大切な指導です。歯磨きの適切な方法や、生活習慣を改善するための指導などを行います。

歯科医院へ来院した患者様だけではなく、学校や介護施設などで歯科保健指導を行うこともあるでしょう。

歯科衛生士の現状

歯医者

厚生労働省の調べによると、令和2年時点、歯科衛生士は全国に約14万人いることがわかっています。平成22年には約10万人でしたが、歯科衛生士として働く人が増えているのです。

そして、歯科衛生士の9割が歯科診療所で働いていることもわかっています。歯科診療所は令和3年時点で全国に約6万8千軒あり、コンビニの店舗数よりも多いといわれています。

過去20年の推移を見ても大きな変動がないので、歯科衛生士の就職や転職先は豊富にあると考えられるでしょう。

参照元:厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」

参照元:厚生労働省「令和3(2021)年医療施設(動態)調査・病院報告の概況」

歯科衛生士は将来性がある仕事?

将来を考える歯科衛生士

歯科衛生士の現状を考慮するとわかるように、歯科衛生士が活躍できる場は全国にあります。歯科医院だけでなく、学校や介護施設で業務にあたることも可能です。

そのため、将来性の高い仕事といえるでしょう。

歯科衛生士の将来性が高い理由は、以下のとおりです。

国家資格で専門性が高い

歯科衛生士の仕事は、歯科衛生士法によって仕事内容や資格について規定されています。

歯科衛生士国家資格を取得しなければ、歯科衛生士として働くことはできません。国が指定する養成機関で3年以上学び、国家試験を受けて合格することで、資格を取得できます。

歯科衛生士の現状でご説明したように、歯科診療所の数は全国に多数ありますが、歯科衛生士には誰でもなれるわけではありません。そのため、歯科衛生士の需要がなくなることはなく、今後も必要とされる職業といえます。

高齢化社会における需要が高い

日本では高齢化が非常に進んでいますが、高齢者にとって歯科診療は非常に重要です。年齢を重ねれば重ねるほど、歯や歯茎には何らかの問題が起こりやすくなるからです。

今後も高齢化は進んでいくといわれているため、歯科衛生士の需要も増すでしょう。

歯科医院の需要が高まっている

昔は、虫歯や歯周病などの問題が起こってから歯科医院を受診するのが一般的でした。そのため、すでに起こっている問題に対処するような診療が中心に行われていました。

しかし、近年では虫歯や歯周病になる前から歯科医院に通い、さまざまな口腔疾患を発生させない予防歯科が注目されています。歯科予防処置をすることで健康な歯や歯茎を維持すれば、高齢になってもご自身の歯で食事できます。予防歯科が注目されている理由は、高齢化社会が関係しているでしょう。

矯正やホワイトニングなど、歯の審美性を高める治療を受けたいと考える方も増加しており、歯科医院の治療の幅が広がっています。治療をスムーズに進めるために必要不可欠な歯科衛生士の仕事は、需要が高まり続ける将来性の高いものと考えられるでしょう。

歯科衛生士の仕事はAI化できない

技術の進化によってさまざまな仕事がAI化されており、医療現場でもAI化が進んでいます。歯科医療においては、診断の補助やカルテ入力などの事務作業には、AIが取り入れられています。

しかし、患者様とのコミュニケーションはAIでの対応が困難です。患者様と直接コミュニケーションを取ることで、詳しい症状や不安を聞き出すことができます。歯科衛生士の表情や声を感じることで、患者様は安心して治療を受けられるでしょう。

コミュニケーションはAIで対応できるものではなく、歯科衛生士だからこそできる仕事といえます。

歯科衛生士の5つの魅力

子供と話す歯科衛生士

歯科衛生士の仕事には将来性だけでなく、さまざまな魅力があります。歯科衛生士の仕事の魅力を確認しましょう。

やりがいがある

歯科衛生士の仕事の最大の魅力は、やりがいがあることです。

虫歯や歯周病の治療や予防により、患者様は健康を維持できます。歯科衛生士は、患者様の健康を直接的に守るためにさまざまな処置や指導を行っています。

人間の健康に関わる仕事だからこそ、やりがいを感じて充実した毎日を送れるでしょう。

就職に困らない

歯科衛生士の資格は、一度取得すれば更新する必要はありません。そのため、生涯「歯科衛生士」として働くことが可能です。

実際に歯科衛生士として働く50歳以上の方も多く、年齢に関係なく働けるというメリットがあります。出産や結婚、引っ越しなどで職場を離れることになっても、求人倍率の高い歯科衛生士は再就職しやすいことも魅力です。

収入が安定している

歯科衛生士は専門性が高く、資格が必要な仕事です。そして、歯科医療現場で歯科衛生士は非常に重要な役割を果たしているため、安定した収入を得やすいといえます。

歯科医療は景気にも左右されないため、安定した給与を得やすいことがメリットです。結婚や出産などで正社員からパートタイム・アルバイトなどの雇用形態に変わったとしても、専門職なので一般的なパートタイムやアルバイトよりも高い時給相場で働けます。

キャリアアップできる

歯科衛生士として経験を積めば、さまざまなキャリアアップが可能です。歯科医院内でのキャリアを積めるだけではなく、介護現場でケアマネージャーの資格を取得することもできます。

特定の専門分野で実務経験を積み、技能を習得すれば、歯科衛生士会が認定する「認定歯科衛生士」として専門分野で活躍することも可能です。

プライベートと仕事を両立させやすい

歯科衛生士の仕事は、多くの場合は週5日勤務です。急な残業や休日出勤が生じることは少ない傾向にあるため、公私をわけた生活を実現できます。

年末年始やお盆休みなどの長期休暇も取りやすく、プライベートの時間を確保しやすい労働環境といえます。

まとめ

歯科衛生士の仕事道具

歯科衛生士は、歯科医療において欠かすことができない仕事です。少子高齢化が進む日本において、歯科衛生士による予防歯科処置や、歯科保健指導は大切な仕事内容といえます。

また、患者様とコミュニケーションを取りながら、スムーズに治療を進めることも歯科衛生士の大切な務めです。AI化することができないので、歯科衛生士は需要が高まり続ける将来性のある仕事といえるでしょう。

当院では、歯科衛生士を募集しています。キャリアアップのサポートだけではなく、安心して働くことができる環境を整えています。

求人に関するお問い合わせは、島根県浜田市にあるかずあきデンタルクリニックにお気軽にご連絡ください。

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