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ワイヤー矯正の期間について|長い理由や延びるケース、延ばさないためのポイント

2025年1月11日
ワイヤー矯正をしている女の子

こんにちは。島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」です。

近年、歯並びにコンプレックスを抱えて歯列矯正を行う方が増加しています。いくつか種類がある歯列矯正ですが、その中でもワイヤー矯正は様々な歯並びや年齢に対応できることから選択されることが多いです。

しかし、ワイヤー矯正を検討し始めると「どれくらいの期間がかかるだろう」など、疑問に思うこともあるのではないでしょうか。

今回は、ワイヤー矯正の期間について解説します。

ワイヤー矯正の平均期間

ワイヤー矯正にかかる平均期間のイメージ

ワイヤー矯正には、全体矯正と部分矯正があります。すべての歯を対象とするのが全体矯正、一部分の歯を移動させるのが部分矯正です。どちらで治療するのか、また、抜歯をするかどうかによって、期間は大きく変動します。

平均的な期間は、以下のとおりです。

・全体矯正:1年半から3年程度
・部分矯正:3ヶ月から1年程度

元々の歯並びや噛み合わせの状態によって、歯の移動量は異なります。矯正治療を開始する時期や歯が動くスピードによっても、ワイヤー矯正にかかる期間は変動します。

ワイヤー矯正の期間の内訳

ワイヤー矯正をするためにレントゲンで確認する様子

ここでは、ワイヤー矯正にかかる期間の内訳を解説します。

カウンセリング

ワイヤー矯正を希望する場合、まずはカウンセリングから始まります。カウンセリングは30分から1時間程度が目安です。 開始してから後悔することがないよう、疑問や不安を全て相談するようにしましょう。

歯列矯正は自由診療のため、高額な費用がかかります。場合によっては途中で追加費用がかかる場合もあるので、納得できるまでしっかりと確認しましょう。

精密検査

カウンセリングを経て矯正することが決定したら、個人に合った矯正プランを考えるため、精密検査をします。カウンセリング後に精密検査も一緒に行う場合もありますが、1時間程度が目安です。

行われる検査は、以下のとおりです。

・レントゲン検査
・CT検査
・歯型採取
・嚙み合わせの検査
・写真撮影
・虫歯や歯周病になっていないかの確認

精密検査の結果をもとに、矯正が可能か判断して治療計画を決定します。1週間から2週間程度で結果が出ます。

診断

精密検査の結果に基づいて立てられた治療計画の説明が行われます。主に費用、期間、抜歯が必要かを説明し、内容に納得できたら矯正開始です。

事前処置

ワイヤー矯正を進めるにあたり、虫歯や歯周病の有無を確認して必要に応じて事前に治療します。装置を装着してから虫歯や歯周病の治療をするのは困難で、矯正中に症状が悪化する可能性もあるため、矯正開始前に治療するのが一般的です。

虫歯や歯周病の治療

治療にかかる期間の目安は、以下のとおりです。

・虫歯:1日〜2週間程度
・軽度の歯周病:1ヶ月程度
・中度の歯周病:3ヶ月程度
・重度の歯周病:半年〜1年程度

抜歯

顎が小さい、歯が大きいなどの問題で歯並びを整えるためのスペースが足りないと判断された場合は、抜歯を行うことがあります。抜歯自体は1日で終わりますが、抜歯後は傷口の治癒を待ってから矯正治療に進むので、治療開始まで1ヶ月程度かかるでしょう。

矯正開始

矯正器具をしっかりと装着するために、歯のクリーニングをします。歯のクリーニングが完了したら、専用の接着剤を使用して歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーを通したらワイヤー矯正が始まります。

定期検診

歯が問題なく動いているかどうか、口腔トラブルが発生していないかを確認するため、1~2ヶ月に1回のペースで通院が必要です。また、定期検診の際にワイヤーの調整も実施します。

虫歯や歯周病など、問題が発生している場合は治療を優先することが多いです。ワイヤーを調整しなければ治療が進まないので、医師の指示通りに必ず通院しましょう。

保定期間

歯並びの調整が終わった後は、整った歯並びを安定させるための保定期間に入ります。矯正して歯並びが整っても、後戻りすることがあるのでリテーナーという保定器具を装着して歯の位置を固定するのです。

一般的に、ワイヤー矯正で歯を移動させた期間と同等の期間が必要とされています。保定期間中も矯正期間と同様に定期検診が必要ですが、3ヶ月から半年に1回の間隔になります。

きちんとリテーナーを装着し、定期検診を受けて後戻りを防ぎましょう。

ワイヤー矯正の期間が長い理由

ワイヤー矯正の期間が長い理由について説明する歯科医師

ワイヤー矯正の期間の内訳をお伝えしましたが、内訳を知っても期間が長いと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、ワイヤー矯正の期間が長い理由を解説します。

矯正開始までに時間がかかる

矯正治療を受けると決めたからと言って、すぐに開始できるわけではありません。精密検査の結果が出るまで時間がかかることや、結果に基づいて矯正器具の準備をしなくてはならないことから、矯正開始までにある程度の時間がかかります。

また、精密検査で虫歯や歯周病が発見されると、治療を優先するため矯正開始が遅れます。

歯の動くスピードは早められない

歯に力を入れると動かしたい方向の骨が吸収され、歯が動いた後の位置に新しい骨が作られることで、少しずつ歯が移動して歯並びが整っていきます。骨の吸収と再生を利用するため、具体的には1ヶ月に0.3mmから0.5mmずつしか歯は動かせません。

歯に強い力を入れたからといって一気に動くわけではなく、歯の動くスピードには限界があります。無理に強い力をかけると、歯茎や神経にダメージを与えるリスクが高まります。

保定期間が想定よりも長くなる

保定期間は、矯正期間と同等の期間1日20時間以上リテーナーを装着しなければなりません。取り外せるリテーナーの場合、装着を怠ると歯が後戻りするリスクが高まります。

また、リテーナーは装着期間が長ければ長いほど後戻りしにくくなります。矯正期間を無駄にしないよう、できるだけ長い期間リテーナーを使い続けることが推奨されています。

ワイヤー矯正の期間を延ばさないためのポイント

ワイヤー矯正の期間を延ばさないためのポイントのイメージ

ワイヤー矯正の治療期間を長引かせないためのポイントは、以下のとおりです。

歯磨きを徹底する

ワイヤー矯正中は、器具があるため歯磨きがしにくいです。上述した通り、虫歯や歯周病が発見されると治療が優先になるため、矯正が中断されます。

矯正治療が中断されることがないよう、歯磨きを徹底しましょう。歯ブラシだけでなくフロスを使用するなど、細かい部分まで徹底して磨いて磨き残しを防ぎましょう。

食べるものに気を付ける

硬い食べ物や、ガムやキャラメルなどの粘着性のある食べ物は、矯正器具に負担を与えます。最悪の場合、器具が外れる原因になり得ます。早急に受診して再度装着してもらわなければなりませんが、すぐに受診できないこともあるでしょう。

矯正装置が外れている間は矯正力がかからないため、歯の移動が進みません。歯が計画通りに移動しないだけでなく、後戻りする可能性も否定できません。

矯正をスムーズに進めるためには、装置が外れたり破損したりすることを防ぐ工夫が必要です。

定期検診をしっかり受ける

矯正中は一定の間隔で定期検診を受け、矯正器具の調整をします。何らかの理由で受診を先延ばしにすると、器具の調整ができないので計画通りに歯が移動しなくなります。

また、定期検診を先延ばしにすると、虫歯や歯周病の発生に気づくことができず重症化してしまう可能性もあります。この場合、治療に時間がかかって矯正を中断する期間が延びるでしょう。

定期検診は、口腔トラブルの発生・悪化を防ぐ上でも非常に重要です。

まとめ

ワイヤー矯正をして綺麗になった歯を鏡で確認する女性

今回は、ワイヤー矯正にかかる期間について解説しました。矯正前の歯の状態や骨格、開始時期によっても治療期間は変動します。

目安は、全体矯正では1年半から3年程度、部分矯正では3ヶ月から1年程度です。矯正期間を延ばさないためには、歯磨きをしっかり行い、食べるものに気を付けて、虫歯や歯周病のリスクを抑える必要があります。

また、矯正期間はもちろん、保定期間もしっかりと歯科医の指示に従いましょう。

ワイヤー矯正についてお悩みがある方は、島根県浜田市にある「かずあきデンタルクリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では入れ歯や矯正治療、小児矯正など、さまざまな診療を行っています。当院のホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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